デジタルのグラフィックアートや
デジタル音源など
これらを創作する
クリエイターの方々にとって
NFTという技術が
どれだけ革新的なのか
前回の話からさらに詳しく
話をしていきます
忘れちゃいけないマーケットプレイス
まずは
NFTのデジタルアート界の話をするのに
切っても切れない
マーケットプレイスの話を少し
しなくてはなりません
マーケットプレイスの詳しい話は
別枠でやりたいと思いますので
ここでは大枠をお話していきます
マーケットプレイスとは
取引所のことです

簡単いうと
NFTのデジタルアートなどの作品を
売買をする事ができる場所になります
今一番大きく世界で一番利用されている
マーケットプレイスが
OpenSea(オープンシー)という場所です
この中では
色々なカテゴリーがあって
- アート
- コレクティブル
- 音楽
- 写真


などなどがあります
この中でも
一番盛り上がりを
見せているのが
デジタルアート界隈です
界隈と言っているのには
訳があって
マーケットプレイスの中で
アートとコレクティブルというのが
双璧を成すカテゴリーになっていて
クリエイターのものによっては
区別し難いものもあるからです
そんな
デジタルアート界隈が
盛り上がりを見せている理由は
前回#02でお話したように
高額取引がされて
世界的に投資商品としての魅力が
強くなっている
というのと
クリエイター側にも大きなメリットが
あるということなんです
ここで触れたOpenSea(オープンシー)について
詳しく記事を書いているので
コチラ↓もお読み下さい
#05 OpenSea(オープンシー)とは:NFTやるなら外せない
NFT販売その後の流れ
今までリアル世界では
1つの作品が売れたら
そのまま一度きりの売りきりです
さらにその作品が転売されたら
当然ながらクリエイターには一銭もはいりません


ですが
NFTに紐付けされたデジタル作品は
イーサリアムのブロックチェーン技術によって
所有者を特定でき更に
誰が誰にこの作品を売買したかという
履歴が全て記録されるので
マーケットプレイスで売買されたものは
大元の所有者(クリエイター)に
売買される度にロイヤリティが入る
という仕組みになっているんです





NFTのマーケットプレイスは
クリエイターにとって
非常に護られている場になっていると感じます
初心者さんの参入はどうか?
2022年現在
まだ初心者さんには
参入障壁が高いです
マーケットプレイス(OpenSea)では
どのように売買されているのかというと
「キャッシュカードでいいんでしょ?」
「円で取引できないの?」
残念ながらこれでは取引できないんです
暗号資産のイーサリアムでの取引が
ほとんどです
「暗号資産で一番有名なビットコインじゃないの?」
そうなんです
ビットコインにはなくて
イーサリアムにある機能
これが重要なんです
それはスマートコントラクトです
どんな物かと言うと
NFTの売買が確定すると
所有者の名義変更など
様々なデジタル情報の変更を
自動で実行する
ブロックチェーンの中に組み込まれた
プログラムなんです
このイーサリアムの機能をベースにして
NFTは成り立っているということになります
ということで
暗号資産のイーサリアムでの取引が
初心者さんにとって参入障壁になってくると思いますが
これは学んでいくことで
誰でもできるようになります
そして
もう1つ参入障壁が高い理由があって
とにかく売るにも買うにも
ちょっと高めの手数料が掛かるところです
この手数料のことを
「ガス代」という風に言っていますけど
マーケットプレイス(OpenSea)の最初期は
このガス代3万円もかかっていました
ただ出品するのに3万円
買うだけで商品価格とは別で手数料3万です
この2022年現在はだいぶ
ガス代も下がってきましたが
大体数千円〜一万円強くらいです
なぜこんなに幅があるのかというと
時期や混雑状況で変動するんです
その時の時価ということになります
もちろんこれはイーサリアムで
支払います
ここでちょっとだけ触れておくと
イーサリアムのブロックチェーン
ではなくPolygon(ポリゴン)という
ブロックチェーンを使えば
このガス代ほぼゼロにすることができます
こちらもまた別枠で詳しく
お話しようと思います
3回連続で
ちょっと硬い話が続いたので
次回肩の力を抜いて夢のある話をしていきます
日本にもNFTアートで頑張っている
クリエイターさんがいますので
その紹介をしようと思います。
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