前回
デジタルデータにNFTを紐付けすると
デジタルデータでも所有物として証明できる
というお話しをしました

誰かの所有物ということは
リアル世界と同じように売買すことも可能に…
という事でNFTが話題になったきっかけを話していこうと思います
ビジネスチャンスなのかも
売買が発生しここでお金が動くということは
デジタル世界に1つの
経済の流れが発生し
新たなビジネスチャンスが
このデジタル世界に生まれた
ということになります
なのでみんなが参入し始め
早くいいポジションを
取りたい!ってことで
今の流れになっているんです



それで話題になっているきっかけが
高額取引が発生したことからです
2021年
ジャック・ドーシー
みんながよく使うアプリ
Twitter(ツイッター)の
CEOにして創業者です
このジャック・ドーシーが
2006年3月22日に発した
一番最初のツイート
このツイートのデータを
NFTにした結果
2021年に約3億6000万円で落札
されました


https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2103/23/news059.html



今までツイートなんかに
価値があるなんて1ミリも思わなかったです
しかしこの固定概念を
NFTが覆してしまった出来事なんです
同じく2021年に
デジタルアート界に
超大激震が起きました
デジタルアート作家 「Beeple」(ビープル)こと
マイク・ウィンケルマンの作品
「Everydays – The First 5000 Days」
(エブリデイズ 最初の5000日)
というデジタルアートが
約75億円で落札されました


そして競売会社クリスティーズで初の
NFTアートの競売となっています
さらにビープルのこのNFTアートが
落札される以前にも
10秒ほどの彼の動画作品が
約7億円で売却されているんです
以上のような
高額取引が発生したことで
NFTが話題に上ってきたんですが
「じゃあ私も早く手を出さなきゃ」
と気軽に参入するのは
ちょっと待って下さい
NFTを理解しないまま
手を出すと火傷しちゃいます
前回もお話ししたように
リアル世界と同じような事が
デジタル世界でも…
ということは
勘違いは禁物
NFTのデータが全て価値ある物
とはいえないんです
リアル世界と同じく
価値あるものがあれば
価値のないものあります
NFTデータにも
両方が存在するという事になります



こんな高額取引があるとどうしてもそこに目がいってしまいますけど
そこを勘違いしてはいけないんですね
NFTのデータが価値あるもの
ではなく
あくまでも
NFTの技術で
デジタルデータを所有物として証明できる事
これがNFTの価値として
大事な事なんです
まとめ
2021年にツイートやアート作品が
高額取引された事でNFTが
注目されたきっかけとなりました
それでデジタルアート界が
非常に沸いていますが
NFTのデジタルデータが価値があるのではなく
デジタルデータを所有物として証明することが
NFT本来の価値なんです
次回は
そのデジタルアートの部分を
もう少し深掘りして
なぜデジタルアート界が沸いているのか
そして初心者参入はどうなのかを#03でお話ししていきます
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